睡眠導入剤の依存度

寝つきが悪いというような人に対して処方されることになる睡眠導入剤は、薬としては比較的安全性の高いものです。
服用した際の副作用で命を落とすなどのことは殆ど有りませんし、また臓器の能力を著しく低下させるなどのことは、想定されていない使い方をしない限り無いと言って良いでしょう。
ただしかし、睡眠導入剤に常に言われることとなっているのが「依存性」の問題です。
現在では睡眠導入剤には依存性があるという見方が主流になっていますし、事実として睡眠導入剤依存症として苦しい思いをしている人も少なくありません。
その依存症の強さを測るものとしてあるのが「依存度」ですが、睡眠導入剤を服用している人であればこれをチェックする必要があります。
その依存度を考えるための要素としてまずチェックしなくてはならないのが「精神的な睡眠導入剤への依存の有無」です。
例えば薬が無いと眠れないと強く考えている人や、最近効果が薄れてきたように感じている人、常に手元に無いと不安になる人などは依存の傾向にあるとして考えることが出来ます。
もちろんその不安感などが意識の持ちようで何とかできるのであればさほど問題はありませんが、全く自分の意志で改善できないのであれば医師に相談することが必要です。
次にチェックしたいのが「薬の量と服用期間」です。
これには最初に飲んでいた時よりも多く服用するようになってしまっているというような人や、向精神薬作用のある睡眠導入剤を2週間以上にわたって継続しているというようであれば、依存している可能性が高いでしょう。
通常であれば睡眠導入剤は短期間で服用して体調を改善し、その後は飲まないようにするものです。
「常になくてはならないもの」というような考え方や体質は好ましいものではありませんから、これらに該当するようであれば早期の改善を目指すようにしてください。

ページトップへ