うつ状態の人の睡眠導入剤の服用と眠り姫症候群

うつ状態の人は気持ちが落ち込んでいる状態が持続しているので、眠ろうと思っても不安な気持ちや怒りなどの感情が思い起こされて眠れないことが多いのですが、睡眠導入剤を服用することで、規則的な睡眠がとれるようになるので脳の疲労を回復させることができます。うつ状態が続いていて眠れない日が続いてしまうと重症化してしまって精神が不安定になることがあるので、脳を正常に機能させるためにも睡眠導入剤が必要になります。睡眠導入剤は安全性が非常に高くなっているので、うつ状態の人が大量に服用したとしても死に至ることはほとんどありません。薬の成分は抗不安薬やアレルギー剤などと似ているので、飲み過ぎてもあまり心配はありません。服用することのメリットとしては睡眠を十分にとることで不安などの気持ちが和らいで情緒不安定な状態を解消することができることがあります。しかし睡眠導入剤によってうつ状態が完全に治癒することはないので、認知行動療法などを行いながら服用する必要があります。眠り姫症候群は長時間にわたって眠り続けてしまう病気で発病することが非常にまれなので世界でも1000例程度しか報告例がない病気です。眠り姫症候群は自然治癒することが多いとされているのですが、薬物療法に関しても研究が進められています。一般的には男性に多いとされていますが、近年になって女性でも確認されたことから眠り姫症候群と呼ばれるようになっています。睡眠衝動が繰り返し起こる病気で、過食や性欲が高まるなどの行動異常も同時に発生することがあるので、対症療法による治療も行われていますが、数日から数週間にわたって睡眠状態が続く睡眠障害として奇病に分類されています。

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